ゆっくり長く走る「LSD」で長く美しく
ご存知の方も多いかと思いますが
「LSD」はLong Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)の頭文字から来た言葉。いわゆる「ゆっくり長く走る」というトレーニングです。もともと、ソウル五輪の女子マラソン代表・浅井えり子さんを育てた佐々木功さんが日本に広めた理論で、現在でもランナーの間で幅広く支持されています。
このトレーニングの特徴は、負荷が軽いことが挙げられます。スローペースで長時間(60分以上)走ることによって、有酸素運動の能力が向上。心肺機能が高まり、マラソン向けの体質を作る効果が期待できます。
よく「ランニングが続かない」という人の原因の多くは、自分で「しんどい」と感じるペースに上げてしまっているから。走り始めると身体は温まっていくので、自然とペースは上がってしまいがちです。しかし、それでもペースを最後まで抑えるのがLSDの特徴。ペースはキロ7分~8分と、早歩きよりも少し速い程度なので、「しんどい」と感じることはないでしょう。
LSDのメリット
(1)毛細血管の発達
LSDのような有酸素運動は、毛細血管を活発に変化させ、酸素をたくさん含んだ血液を循環させることが!また、最大酸素摂取量および全身持久力の向上も期待◎
(2)マラソン体質の形成
無駄な脂肪がついて太っている、スプリンター体質(速筋繊維の割合が多い)という方は、マラソン向きの体質とはいえません。しかし、これらはLSDによって体質を変えることが可能。LSDは有酸素運動なので脂肪燃焼に効果的なので、ゆっくり走り続けることで遅筋繊維がどんどん発達していきます!!
(3)ダイエットに有効
LSDに脂肪燃焼効果があることは、上記の通り。さらに負荷が軽いので、ランナーだけでなく、普段走らない方のダイエット方法としてもオススメ
(4)ランニングの習慣化
ランニングを「キツイもの」と意識することは、習慣化の妨げになる可能性があります。負荷は軽いので、音楽を聴きながらのんびり走ったり、仲間とおしゃべりしながら走ったりすることも可能です。
以上の理由からメリットだらけのLSDを取り入れて
ダイエットライフを楽しく送りたいと思います!